理学療法士作業療法士はケアマネの資格を取るべき?
こんにちは!!リハ助マンだ。
リハ助マンブログの毎週更新を初めて3週目。
何とか更新できて良かった。
やはり宣言するのは大事だな^^やらざるを得ない^^;
私は基本的にやると決めたことはやるスーパーマンなので、やります!!
まだ苦痛には感じていなのでちょうど良いペースかな。
では本題に入ろう。私はケアマネの資格も取得している。
今理学療法士や作業療法士で働いている人達も、ケアマネの資格取ろうかな?どうしようかな?
と思っている方もいるだろう。
そして今回は理学療法士や作業療法士がケアマネの試験を取るべきかどうかについて考えてみたいと思う。
理学療法士作業療法士はケアマネの資格を取るべき?

結論:取らなくて良い。
結論を見みどう思った?
「なんでだよ。理由を教えてくれ!」と思う人がいるかもしれないので理由を述べていこう。
理由はお金にならないから。
ケアマネとして働こうと思っている人は必ず取った方が良い。取らないと働けないから。
でも、理学療法士+ケアマネという感じで、+αでケアマネを考えているのなら止めるべきだろう。
「じゃあ、なんでリハ助マンはケアマネの資格取ったんだよ。」ってなると思う。
リハ助マンがケアマネの資格を取った理由
私がケアマネの資格を取ったのは訪問看護で働いていた時代。
その当時、ケアマネと関わっているとやはり上から目線できたりするケアマネもいたんだよな。
具体的な理由が以下になる。
- ケアマネと対等に働くには取っておいた方が良いかなと思ったから。
- 訪問看護の場合、介護保険の知識が必要だったから。
理由は上記の通り。
まあ、①も本気でそう思っていたが、一番の目標は②だったかな。その当時、理学療法士作業療法士は自分だけの一人職場で何かと自分自身で解決できないといけなかった。
例えば、訪問看護と訪問リハビリの併用できるのかとか、訪問看護と訪問看護のリハビリが同日に入って良いのか?とか。色々あった。
これらの手助けに介護保険の制度の知識はある程度の武器になった。
リハ助マンがケアマネの資格と取って変わったこと

リハ助マンがケアマネの資格を取って変わったことは、以下の通り。
- 名刺に書ける肩書が増えた。
- 名刺を見た時に、「ケアマネ持ってるんですね」と言われることがたまにある。
- 介護保険の知識が増えた。
③の介護保険の知識が増えたことは良かったと思う。住所地特例のこととか知ってるし、、、
でもね、数か月勉強した浅く広い知識だけでは結局忘れるんですよ。笑
仕事で使わないと特に。
そして、ケアマネの資格を取ったからと言って、仕事依頼が増えたかと言うと全く変化は無かった。(笑)
- 良くなかったことは、お金と時間がかかる。
- 給料には全く反映されない。
ここからはケアマネの資格を取る方法と伝えよう。
理学療法士がケアマネの資格を取る方法
簡単に言うとケアマネ(介護支援専門員)の①実務研修受講試験に合格して、②87時間以上の実務研修を受ける。
この2つをクリアすれば、ケアマネの資格登録をされて、ケアマネになることができる
少し詳しく見ていこう。
まず、①実務研修受講試験を受けるには条件がある。
受験資格 | (1)国家資格等(※1)に基づく業務に通算5年以上かつ900日以上従事する者 (2)施設等での相談援助業務に通算5年以上かつ900日以上従事する者 |
※1 国家資格:医師、歯科医師、薬剤師、保健師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、義肢装具士、言語聴覚士、歯科衛生士、視能訓練士、柔道整復師、精神保健福祉士、栄養士、管理栄養士
国家資格を取って、通算5年以上かつ900日以上働いていないといけない。
なので、理学療法士作業療法士の資格を取って、5年常勤で働いていれば、その資格はクリアできるだろう。
参考にして欲しいが、大阪の場合、今年の第22回の試験は2019年10月13日(日)に開催される。
受験料は9,800円。
申し込み期間は6/3(月)~7/1(日)までだったので、今年の受験は無理だな。
ちなみに、第21回目の試験の結果は以下をご参考に。

10%台なので、かなり狭き門だな^^;
昔みたいに、実務経験があれば受けられるわけではなく、基本的に国家資格保有者でないと受けれないので、もう少し高くなると思ったが、そうではないらしい。難しくなったのかな?
②の実務研修を受けるというのが実は大変だ。私の時は月に1回~2回半年間、ド平日に研修があった。
そのため、研修を受けるために有給休暇を取得し、訪問リハビリの利用者を振り替えて受講した。
しかも、それを受けるために6万円くらい費用がかかったと思う。
さらに、実際の利用者のケアプランを作成するレポート課題のようなものがあった。
んー。やはりこのような時間と費用を考えるとやはり、私はケアマネを無理して取得する必要はないと思う。
でも、どうしてもケアマネの資格を取得したいと思っているPTもいると思うので、試験内容や勉強方法も紹介していく。
ケアマネの試験内容
区分 | 問題数 | |
介護支援分野 | 介護保険の基礎知識 | 25問 |
要介護認定等の基礎知識 | ||
居宅・施設サービス計画の基礎知識等 | ||
保険医療福祉サービス分野 | 保険医療サービスの知識等 | 20問 |
福祉サービスの知識等 | 15問 | |
合計 | 60問 |
ちなみに、平成27年度まであった「資格種別解答免除制度」は無くなったらしい。
→リハ助マンが受験したときは、この免除制度を利用したが、実は落とし穴があって、免除された所が一番点数取れるので免除しないほうがお得なんだよ。だから、裏技でこれを伝えようとしていたがネタが無くなった。
理学療法士がケアマネを取るための勉強法

正直言って、介護分野に身を置いていないと結構ハードルが上がる。
私の場合は訪問看護(介護保険分野)で働いていたから、出てくる言葉に馴染みがあったが、病院勤務で介護保険サービスに全く携わっていないとまずは意味を理解しなければならないから、結構大変だ。
私は最初、ケアマネジャーになるためにみたいな参考書を読んで勉強したが、全く頭に入らなかった。
そして、途中から1ヵ月くらい前から勉強方法を切り替えて、問題集をひたすら解いて、知識を深めていく方法に切り替えた。
実際に合格できたので、悪くはない方法だと思う。
参考書を一から勉強する方法は知識を増やせるかもしれないが、試験に合格するのは難しいだろう。
リハ助マンが一度経験しているから間違いない。
もっと、効率的に勉強するならU-CANとか利用しても良いと思う。
U-CANを利用すると過去の問題とか分析してくれているので、的を絞って勉強していけるだろう。
理学療法士作業療法士はケアマネの資格を取るべきかのまとめ

どうだっただろうか?リハ助マンの結論はケアマネの資格を取る必要はないと思う。
その理由はお金にならないからだ。
ケアマネの資格を取るのに時間もお金にかかるし、ケアマネの資格を取っても特に給料に反映されるわけでもないし、正直言って良いことは何一つなかった^^;
もし、名刺に書く肩書が欲しかったり、私みたいにキッカケが無いと勉強できない人はチャレンジしてみても良いと思う。
まずは5年。しっかりと理学療法士作業療法士として働いて、キャリアデザインを考えてくれ!!
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