仕事でのあなたの役割はなんだ?自分に求められてる役割を知ろう!

久しぶりのブログ更新になってしまい申し訳ない。
数日前にこんなツイートをしたらまずまず反響があったので、その内容を深堀りしていきたいと思う。

さあ質問だ。

仕事でのあなたの役割は何だ?

この質問に簡単に答えられるPTOTSTはどれだけいるだろうか。
もちろんこの場合の役割は「単位を稼ぐ」ことだけの質問では無い。
だってそうだろ?別に「単位を稼ぐ」だけなら、あなたじゃなくもできるじゃないか?

給料が異なる理由の説明もつかない。みんな稼げる単位の上限は決まってて、1単位あたりの単価も決まっている。じゃあ、一律同賃金でいいじゃないか。

でも、現実は給料が異なる。その本質は付加価値をどれだけつけられて、法人に貢献できるかがポイントになってくる。

そこで今回はリハ助マンが考える経験年数別、求められる役割を紹介してみたいと思う。
あくまでも私の私見なのでご参考程度にどうぞ!!

1年目(新人)の役割

  • 仕事を早く正確に覚える
  • 先輩を強制的に勉強させる
  • フレッシュさ

仕事を早く正確に覚える

新人はもちろん仕事をこなして、できる限り先輩の手を煩わせないようにすること。
もちろん先輩は教育する必要があるが、先輩に業務を教えてもらう時間は先輩の給料を蝕んでいることに気づかないといけない。
なので、1年目はできる限り早く仕事を覚えて、先輩に迷惑をかけないことが一つの役割になるだろう。

先輩を強制的に勉強させる

気づいていない新人も多いかもしれないが、先輩は全て臨床を理解しているわけではない。分からないこともたくさんあるだろう。そのため、新人が先輩に質問すると、先輩は間違ったことは教えられないから、強制的に勉強することになる。これは知識力や臨床力の底上げになるため、どんどん質問すれば良い。これは仕事を早く正確に覚えるというのとはまた別の話な。

フレッシュさ

これは意外と重要な役割で、特にクリニックなんか小規模の勤務先の場合は、バンバン新人を取らないだろう。しかも、離職率が低く、人が入ってこないとみんなの従業員の年齢はどんどん上がってしまう。そしてマンネリ化もしてしまう。この空気を一気に帰ることができるのが新人だ。患者さんも若い人が入ると若返ることもある。
病院でも同じだろう。新人の新人らしさというのは2年目の頃には消えてしまっているので、新人ならでは役割と言えるだろう。

2~4年目(若手)の役割

  • 新人を教育できる
  • 他職種とコミュニケーションがスムーズ

新人を教育できる

もちろん経験を重ねると後輩ができる。そのときに正確に仕事を教えられるというのは、経験年数浅めのスタッフの役割になるだろう。なので、業務内容は先輩として何を聞かれても教えられる状態になっておく必要がある。

他職種とコミュニケーションがスムーズ

他職種との風通しを良くしておくことも、若手の役割の一つになるのではないだろうか。規模が大きくなればなるほど、NsやMSWなど多職種との関わりが多くなってくる。そんなとき、横のつながりコミュニケーションが上手くいっていると、部門としての価値が高められるだろう。

5~7年目(中堅)の役割

  • 新しい風を吹かせる
  • 対外的な活動ができる
  • 新人や若手とベテランやトップとのパイプ役

新しい風を吹かせる

中堅になってくるとただ教育するだけでは、あなたの役割を果たせていないだろう。それは若手がしっかりしてくれるハズだから。なので、中堅になると、提案ができるようになって欲しいと思う。例えば、勉強会・研修の企画運営やカンファレンスの内容修正の提案など。リハ科の上層部を「あっ。いいこと言うな。」というような提案をしてもらいたい。
0→1の提案をしてくれると、上層部はかなり嬉しいハズ。

対外的な活動ができる

自分の勤務先に関わらず、地域のコミュニティをつなぐような役割を果たせるとあなたの株は爆上がりだ。なかなか一歩を踏み出せなかったり、めんどくさいことなんだが、それをすることで、勤め先の名前が売れ、更にあたな自身の地域での名前も売れるだろう。
例えば、地域のケアマネを集めた勉強会や地域住民向けの体操教室なんかも良いだろう。

新人や若手とベテランやトップとのパイプ役

若手の意見はかなり重要で、そこには良いヒントがたくさん落ちている。それを吸い上げて、上司に伝える。完全板挟みで大変な役割だが、重要な役割。潤滑油と思って取り組んでくれ。

8年目~(ベテラン)の役割

もちろん今まで紹介したことはできて当たり前(フレッシュさは無理だけど。)で、ベテランはやらなくて良いと言っているわけではない。

若手~中堅スタッフとリハ科トップとのパイプ役

これは結構重要な役割だ。新人や若手の現情報告をトップにしたり、現場の不満を聞いてあげること、そしてそれをトップに伝えること。規模が大きくなればなるほど、若手・中堅の声がトップには届きにくくなる。そんなとき、重要な役割を果たすのポジションがベテランだ。

リハ科トップの役割

  • 責任を取る
  • クレーム対応
  • 部下の提案を実現させてあげる
  • 経営者とのパイプ役

責任を取る

部下のミスは所属長の責任。しっかり対応して、指示を出さなければならない。

クレーム対応

患者や他部門からのクレームは必ず巻き起こる。その時、対応するのがトップの役割だよな?ここでのポイントはただ謝るでは無い。事実関係を確認し、しっかりと対応する。
まず一度謝ることは大切。

「うちの〇〇が迷惑をかけて申し訳ございませんでした。事実関係を確認して対応させていただきます。」

部下の提案を実現させてあげる

これは私がツイートした1→100にするというやつ。
もちろん手柄を横取りするわけではない、提案してくれたことを実現させてあげるにはトップの役割が重要になる。現実的な提案かどうかを判断し、それに対するリスク・メリットデメリットなども考えないといけない。そして、それが科内で完結するならGOサインを出せば良いし、リハ科トップがGOサイン出せない場合は企画を完成して経営者や部長など、最終的なGOサインを貰える人にアタックする。入念な準備をしてな。

経営者とのパイプ役

先程も書いたが、経営者や部長クラスとのハイプ役になることは当たり前な役割だろう。
病院や会社は組織なので、基本的にはピラミッドが存在する。新人や若手がいきなり経営者に直談判するのは、私の感覚では間違っていると思う。なので、しっかりとリハ科の意見を集約し、それを上層部に提案してあげる。現場の声をしっかりと届けてあげるのはかなり重要なんだと思う。上層部からしても、現場の声は聞きたいはずだからな。

仕事での役割は何ですか?自分の役割を知ろう!のまとめ

今、セラピストはすごい勢いで人数が増えている。そんな時代でただ単に「単位を稼ぐ」ことは誰でもできる。
しっかりと自分の役割を考えて行動できている人がこれから重宝されるし、活躍の場が広がっている。
今回紹介したことを参考に一度自分の立ち位置・役割を見つめ直してくれ。そうすると仕事が増えるし、セラピストとしてのキャリアも好転するだろう。

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