地域の他職種とのつながりって大事だと思う。

こんばんは。リハ助マンだ!

今日は地域でのつながりについて書いてみたいと思う。

みんなは働いている地域で他職種との関わりを持てているだろうか。

中にはそんなもん必要ない。うちに来ればみんな治せる。周りなんて関係ねぇ!みたいな感じで思っている人もいるかもしれない。

しかし、本当にそうだろうか。地域の利用者さんの中にはもっと困っている人や助けを求めている人がいるかもしれない。

私は整形外科クリニックで働いているので、基本的に関わりのあるのは整形疾患の方だ。

訪問リハビリになると難病の方や脳血管障害の方も少しはおられるが、割合は整形疾患が圧倒的に多い。

果たして、自分の思考や自分たちの思考でその少数の方をきちんとサポートできるかと言うと少し疑問に思う。

その悩みを解決してくれる手助けになるのが、地域での他職種とのつながりかなと思っている。

普段働いていると痛みや機能障害ばかりを対象にリハビリをすることが多いので、視野はかなり狭くなる。

そこで地域のコミュニティーに参加してみると、ほんと狭いで働いているんだなと実感する。

地域のコミュニティのメンバーは医師、ケアマネ、訪問看護師、行政、薬剤師、デイサービスの経営者、福祉用具の業者などなど多岐にわたる。

先日その会に参加したときに、看取りの話が話題になり、命について考えさせられた。

若くしてガンになられて、幼稚園の子供を置いて逝かなければならない人に何ができるだろうか。

ただ死を待つだけにならないように何ができるだろうか。

今はそのような方の訪問は行くことがないが、こういうことを考える機会を与えてもらえると本当に助かる。

普段関わっている外来の患者さんにも家族はいるし、その家族は患者さんを見てどう思っているのだろうかとか。

どうしても機能的な面に目が行きがちだが、もう少し視野を広げてみるとその人のQOLを向上させる方法が見つかるかもしれない。

なかなかそのような視点を持つ事は少ないので、月に1回程度の集まりだが参加している意味は大きくあると思う。

また、ケアマネージャーや他業種とつながりができるので、こんな時どうしたらいいですか?とか、福祉用具の相談とか、気軽にできるので、つながりを持っている事は決して損にはならない。

うちのスタッフにも積極的にそのようなところに参加して、視野を広げて臨床に臨むことができれば、組織としても分厚くなると思うので声をかけていこうと思う。

結構、めんどくさがって行かない人多いんだよなぁ

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